ステップ2-5 【バイオリンが動く】 – いちろーた式・バイオリン奏者のための『究極の基礎練習メニュー』

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ステップ2-5 【バイオリンが動く】

 「バイオリンが動く」とは、どういうことでしょうか?

 この「バイオリンが動く」という考え方には「バイオリンは動ける」という前提が含まれています。

 ここで探求するのは「バイオリンが動く」ということであって、「(何かが)バイオリンを動かす」ではないです。

 いくつかの演習課題を用意しました。「バイオリンが動く」「バイオリンは動ける」ということについて考えてみてください。

演習課題2-5「3つのバイオリン」

 3種類の実験をしましょう。
 いずれも、楽器ケースからバイオリンを持ち上げるということをします。

 どんなことがわかるでしょうか?

a. 「ケースから動かないバイオリン」を動かす

 ケースに固定されて取り出せないバイオリン《だと思って》、バイオリンをケースから取り出してみましょう。楽器ケースがテーブルや床にもガッチリ固定されている《と思って》、そこから楽器を持ち上げてみてください。
※ ケースに固定されて一体化してしまっている楽器を持ち上げるという演技だと思ってやってみてもよいです。

b. 「普通のバイオリン」を動かす

 普通のバイオリンを、普通のケースから、普通のやり方で取り出してみましょう。

c. 「自分で動く魔法のバイオリン」についていく

 今度は特別なバイオリンです(本当はいつものあなたのバイオリンですが、いまは魔法がかかったバイオリンです)。そのバイオリンは、魔法の力で自分で動こうとします。あなたは動きたがっているバイオリンに手を伸ばし、動きだしたバイオリンについていきましょう。
 これは魔法のバイオリンなので、あなたが触っている間はお願いしたとおりに、あなたの行ってほしい方向へ動いてくれます。そのときもあなたは楽器の動きについていくことができます。

※ あなたが触った途端に、魔法のバイオリンは不思議な力で持ち上がっていきます。あなたはその動きについていく……という演技だと思ってやってみてもよいです。

さあ、ここまでにどんな発見があったでしょうか?

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