いちろーたです。
6月は僕が勝手に決めた《座奏月間》です!
それに先立って、ほんの少しだけ
《座ること》について考えてみようと思います。
さっそく質問です。
座っている時間は、一日のなかでどれくらいありますか?
座るときは、どこにどうやって座っていることが多いでしょうか?
このようにして問いかけることで「観察」がはじまります。
なぜ、座ることを観察してもらいたいのか。
それは、「座る自分を観察する」ということが
自分をどう使うのかという意識を育てる働きかけとなるからです。
これができるようになると、
演奏するときでも、
「演奏する自分を観察する」ということが
できるようになります。
やりたい音楽があるとき、
むかしからの古い習慣によって演奏するのではなく
「音楽に貢献するもっとも効率のよい選択は何か」と考えて
その場で自分への命令を作り、実行してゆくことができるようになります。
たかが「座る」
されど「座る」
座りかたが変わると、演奏も変わります。
今回のまとめ
- 観察からはじめよう
- 観察が「自分を使う自分」を育てる
- 観察のために、自分への質問をしよう
- 何がわかったかを確かめよう
今は、座っていますか?
もしも座っているのなら……
どんな場所で、何のために座っていますか?
その座り方は、やりたいことにどれだけ貢献していますか?