バイオリン奏者のためのやさしい身体の使い方☆バイオリン応援団

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重心は左足寄り?右足寄り? 立奏での足の置き方

2016/05/21

いちろーたです。

立奏するとき、
どちらの足にどれくらい体重を支えてもらっていますか?

演奏のとき、足をどう使っていますか?

足に何をさせているでしょうか?

左足に体重を預けている?

……だとしたら、つま先とカカトには何パーセントずつ重さを引き受けてもらっているでしょうか?

……その配分にしなければならない理由は、どんなものですか?

足で床をつかむ?

……だとしたら、どれくらいの力を使って床をつかむ必要があるのでしょうか?

……そもそも、床をつかむ必要があるのは、どうしてでしょうか?

そもそも、なぜ立奏を選ぶのでしょうね?
考えたことはありますか?

立つということは、
足に《自分全体のバランス》を支えてもらうことです。

体重の左右配分についていえば、
本当は、何%ずつでもいいのです。

前後の配分だって、前でも後ろでも
どちらかに偏っていてもいいのです。

さて。

こんなアドバイス、身に覚えがありませんか?

《左足に体重をのせなさい》

……弓を細かく動かす速い細かいパッセージなどで
「左足に重心を乗せなさい」などといったアドバイスが有効な場合があるようです。
実際に、市販されているいくつもの教材の、構え方の部分に
足の置き方ということで書かれているものです。

全否定はしません。

このアドバイス
《左足に体重をのせる》
というのは、ある程度の効果があります。

でも、考えてみて欲しいのです。

なぜ左足でなければならないのでしょうか?
右足に体重を乗せたら、何が起こるのでしょうか?
体重をのせるって、どういうことなのでしょうか?

なぜ、足に体重をのせるという言い方をする必要があるのでしょうか?

たしかに
《左足に体重をのせる》
というのは、ある程度の効果があります。

どうして効き目があるのか……

ほとんどの場合は、
「左足はこれくらい、右足はこれくらい」と思うことで
弓に奪われていた注意が、忘れ去られていた足の存在を思い出される。

それによって《自分の全体性》を取り戻せる。

だから、《全身の協調作用》が本来の働きをしやすくなるのです。

ボウイングの問題は、弓や右腕だけの問題ではないです。

自分全体のなかで起こっていることが、
たまたま弓の動きや、右腕の運動の問題として表現されている

と考えていただきたいです。

全体性を取り戻すというのは、
難しいことではありません。

《足を忘れているなら、足を思い出すための働きかけをする》

それだけのことです。

せっかくなので、《全体性》については、
もう一つ思い出してほしいことがあります。

《頭と脊椎》のことです。

脊椎動物の動きの軸は《頭と脊椎》だからです。

全体の動きを、部分ごとにコントロールしようとするのではなく、
《頭と脊椎》という、全身の動きを協調する専門チームに任せることができます。

そして、そのポイントは

・やりたいことをやるために
・頭が動けて、自分の全部がついていく

という問いかけを思い出すだけでいいということです。

そして、《頭と脊椎》の協調作用を足にも及ぼすために欠かせないのが
【股関節】なのです。

5月のテーマは【股関節】

ステージの上で自信と喜びが湧いてくる「歩いて・お辞儀して・音を出すまでのコト」音がときめく構え方の魔法 3時間セミナー ⇒ http://www.reservestock.jp/events/117232/

◎今回のおまけ

以前のメルマガで書いたのですが、
人間の姿勢は、極端に分けると「立つ」「寝る」の2つです。

あとは、「立つ」「寝る」の中間の姿勢しかありません。

座るということは、
「寝る」から「立つ」へ変わる途中であり、
「立つ」から「寝る」へ変わってゆく途中なのです。

座るというのは、
足を「立つ」という仕事から解放しつつ、
頭を床から持ち上げておくことです。

寝るのはどうかというと、
足を「座る」や「立つ」という仕事から解放することであり、
頭を床に置くことです。

「座る」というのは、「寝る」から「立つ」へ移行する途中の姿勢と思って
座ってみると、今までと違った座り方が出来て面白いですよ。

そして、電車の中でいろんな人が、
思い思いの座り方をしていることにも気が付きます。

「あ、あの人はイスに寝転んでいるんだな」とか
「あの人は、立ってみえるけど、壁にもたれかかっていて、自分では立っていないな」とか

ぜひ、観察を楽しんでみてくださいね。

きっと、座奏のヒントも見つかります。
(さりげなく、6月の座奏セミナーの宣伝でした☆)


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