バイオリンレッスンのお悩み相談室

学ぶよろこび、演奏する気持ちよさを取り戻そう!カラダが痛む、構えが崩れる、良い楽器なのに響かない、会話がかみあわない等……演奏とレッスンにまつわるお悩み解決のヒントとコーチングをお届けします

ポジション移動のトリセツ序章【親指から?手首から?肘から?】

2016/05/21

ポジション移動をどうやって教わりましたか?
いま、ポジション移動するなら、どんな《動きを作る宣言文》を使いますか?

いちろーたです。

「奇数ポジションは使えるけど、偶数ポジションが苦手」
「上行はできるけど、下行が苦手」
「音程は取れるけど、力が抜けず滑らかでない」
「わかっているけど、ついつい飛びついて、結局音を外してしまう」

いろんなお悩みがあると思います。

どれも、ポジション移動の考え方《動きを作る宣言文》に問題があるためです。
どうやって教わったか、ということからも大きく影響を受けています。

ポジション移動を教わるとき、教えるとき、
どんなことに気をつけているでしょうか?
どんな《動きを作る宣言文》を使っているでしょうか?

身体の動きに着目して考えてゆきましょう。

よくある教えは
「〜〜の場合は、親指から動かす」
「〜〜の場合は、手首から動かす」
「〜〜の場合は、肘から動かす」
というものです。

演奏中に場合分けを考えている暇はあるでしょうか?

こんなことを考えていたら、
音楽をどう作るかが寸断されてしまうのは当たり前ではないでしょうか。

場面ごとに命令を使い分けるなんて、めんどくさいです。
ボクには耐えられません。

どんな場面でも、同じ命令文でできるような《動きを作る宣言文》を発明すれば、
ポジション移動が簡単になります。
そうすると、演奏も簡単になります。

よりシンプルに演奏できる方法を選択していきましょう。

ポジション移動に話を戻します。

じつは、【ポジション】や【ポジション移動】という言葉そのものが、
フィンガリングをやりにくくする元凶です。

わたしたちが、何か行動を起こすときに、
いちばん大事なのは、目的です。

どうやって目的を見つけましょうか?

ポジション移動に当てはめると……
《なぜポジションを移動するのか?》
これが目的を見つける問いかけです。

なぜ、ポジション移動するのでしょうか?
答えは簡単です。
すこし、ご自分で考えてみてくださいね。

ボクの答えは
《指を目的地へ運ぶ》です。

これを見失っては、自由なポジション移動の習得はありえません。
目的へ向かうために、さらに探求しましょう。

「《指を目的地へ運ぶ》ために、何をしますか?」

これを探求することが、本当のポジション移動の練習です。
同時に、フィンガリング(運指法)の探求であり、音程を磨くことでもあります。

いまのボクのフィンガリングの取り組みを、ステップに分けるとこうなります。

「出す音を決める」
「弦を選ぶ」
「指を選ぶ」
「選んだ指を、どう運ぶか選ぶ」

このプロセスを使って、指の動きをトレーニングしてゆくと……
指の動きだけでなく、
指が動けるような、全身の動きの協調作用を磨いてゆくことになります。

そうすることで、
どんな練習曲でも、演奏会用作品であっても
「演奏に取り組む」という統一されたプロセスとして
楽器と付き合えるようになります。

最後に、ポジション移動を含む、あらゆるフィンガリングのための《動きを作る宣言文》について。
いまのボクの最新バージョンはこれです。

《頭が動けて、自分の全部がついてきて、次の音を作る指が行きたいところへ行く》

これを宣言してから動くと、どんなことがわかるでしょうか?


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