肩当て、どこに当てていますか?
2016/05/04
いちろーたです。
はじめにお知らせです!
1月30日は【音がときめく肩当ての魔法セミナー】を開催します
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今回のメールでは、腕が自由になる肩当ての魔法について、体験できる実験を紹介します。
セミナーに参加できない方も、これを読んで実践すると体験できますよ〜!
でも、その前に、
そもそも、ボクがどうしてこんなことを考えるようになったかをお話します。
どうせ演奏するなら、気持ちよく演奏していたいし、
痛みがあらわれはじめたら、すぐに気づいて自力で対処できるようになっておきたい
……そう思うようになったからです。
ボクには、ず〜〜〜っと疑問がありました。
「バイオリンを演奏する時には肩当てをしない方が響きが豊かになってしまう」
「でも、どうして肩当てをすると響きが乏しくなってしまうのだろうか?」
この違いはどこから来るんだろう?
そして、ある時、気づいてしまったんです。
実は、楽器の響きを変えていたのは肩当てではなかったんです。
腕が自由かどうか。
楽器が響くような持ちかたをしているかどうか。
これが、楽器の響きを変えてしまうんだということに気づきました。
ボクが肩当てを愛用していた時には
「肩当てがあれば楽器が固定しやすい。楽器が固定されればポジション移動もしやすい」
と思い込んでいました。
実際は違いました。
肩当てが鎖骨に乗っていて、他の場所に触れていなければ確かに楽器が滑りにくいし演奏しやすいのです。
けれど、僕は自分でも知らないうちに肩当てで自分の動きを拘束していました。
演奏しやすくするために肩当てを使っていたはずなのに、実際には演奏しにくくしているという、ワナにはまっていたのです。
今回はそのことについて、ワークショップやレッスンでもご紹介している簡単な実験をご紹介します!
題して……
「コツは鎖骨\(^o^)/」
○○○○ ○○○○
どういう時に肩当てが演奏しづらさの原因になっているかというと……
たとえば、肩当てが鎖骨からはみ出して胸の一部や、
肩のほうに触ってごく軽く圧迫してしまうだけで、腕の上げ下ろしがやりにくくなるんです。
☆実験1
ためしに、左の鎖骨を右手で触って下向きに押さえつけてみてください。
その状態で左の腕や肩の上げ下ろしをしてみましょう。
……特に大きな苦労なくできたのではないでしょうか。
☆実験2
次にためしてみるのは、左の鎖骨のちょっと下、
胸の上の方にある肋骨のあたりを触って押さえつけてみてください。
その状態で左の腕や肩の上げ下ろしをしてみましょう。
……腕の上げ下げ、どれくらいラクですか?実験1と比べるとどうでしょうか?
☆実験3
さらにためしてみるのは、左の鎖骨のちょっと上、
首から肩にかけてのあたりを触って押さえつけてみてください。
その状態で左の腕や肩の上げ下ろしをしてみましょう。
……腕の上げ下げ、どれくらいラクですか?実験1・2・3をそれぞれ比べるとどうでしょうか?
鎖骨の上から、どれだけの力を下向きにかけても、
腕の上げ下ろしには悪影響が出ないことがおわかりになったでしょうか?
というわけで、肩当てご愛用中の皆さん!
演奏している時に肩当てがどこに触っているかチェックしてみてくださいね!
YouTube動画もあります。
→ https://youtu.be/RkwooJbCefg
【音がときめく肩当ての魔法セミナー】では、こうした肩当ての秘密のほかに、
鎖骨で構えるための自作肩当てづくりも行います。
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