アレクサンダー・テクニーク学習の記録【000】なぜボクは「教えるプロ」への一歩を踏み出せたのか

ボクがアレクサンダー・テクニーク学習の記録を書き残しておこうと思ったワケ

 アレクサンダー・テクニークを本気で学び始めて、日々の練習で実践を始めてから3年が経ちました。いまでは、アレクサンダー・テクニークを使おうと思うよりも前に、自分自身の使いかたに気をつけている自分に気づきます。



 これまでにも、レッスンを受けて気づいたこと、レッスンで何を伝えたらどんな変化が生徒さんに起きたのかをブログやメルマガなどに書いてきました。ただ、見聞きしたことを書いてきました。このシリーズでは「自分の演奏にアレクサンダー・テクニークをどうやって活かせるようになったか」という観点から書いてゆくことにしようと思います。

レッスンを受けて起こった変化の記録

 いまの自分から3年前の自分を振り返ってみると、「3年前のボク」の願いが今の自分を作っていることに気付きます。

 3年前のボクが抱いていた願いとは……「もっと上手に教えられるようになりたい」「どんな人にも通じる教え方を会得して、その方法を広めたい」ということでした。その思いが、ボクにレッスンへと足を運ばせて、目の前で起こる先生と生徒の変化を観察させ、そこで気になった疑問を掘り下げさせ、自分の演奏でも試してみようという原動力となっていきました。いまもなお、発展の途上にあります。

学び始めて3年間の軌跡を誰でも辿れるように

 あとから続いてくる皆さんが、ボクの記録を読むことで「なーんだ、こうすれば良かったんだ!」「だったら、私はこうやってみよう」という再発見や工夫によって、バイオリン界の演奏活動や教育活動が活性化して、進歩が加速したらいいなと思っています。

 ボク自身が悩んできたことというのは「自分の演奏する姿は、自分が思っているほどカッコよくはない」「弓を持つ手がガチガチで、指が硬直してすぐ疲れる」「譜読みに時間が掛かる」「周りの音を聞けない」「立奏だと腰が痛くなる」「目が楽譜に釘付けになって、眼精疲労が半端じゃない」「4指が届かない」「重音は基本的に苦手」……などなど。

 手が小さい等、体格的に不利だとか、身体が硬いだとか、メガネを掛けているのだから仕方ないという、諦めそうになる気持ちとひとつひとつ丁寧に向き合いながら取り組んで、自分の演奏が変化してきました。なにをどう気をつけたら演奏に変化が起きたのかを書いてみようと思っています。

悩んでいるのはボクだけじゃなかった!

 「どうすれば、いちろーたさんのように演奏を楽しめますか?」「どうしたらそんなふうに緻密さと大胆さを両立できるんでしょうか?」と質問を受けるようにもなりました。

 教える活動を始めたのは、アレクサンダー・テクニークを学び始めてからおよそ6ヶ月後のこと。「せっかくなら、バイオリン演奏する人からアレクサンダー・テクニークについて学びたい」と教えを請われたのが最初です。

 「ボクのようなものが、果たして教えられるのか?」と思いつつも、自身が悩んできたことの一つひとつを、どう乗り越えたかという体験なら紹介できるし、自分が試したことをやってもらって、それを見守ることがボクにとっての「教える」だととらえたときに、経験をシェアする勇気を持てました。

手順を踏めば誰でも再現できる

 アレクサンダー・テクニークをバイオリン演奏に使うとはどういうことなのか。ボク自身の経験を書いてゆきます。

 アレクサンダー・テクニークというのは、自分の使いかたの原理です。「ボクが、こうやったらこうなった」というのは、アレクサンダー・テクニークを自分に応用した結果です。「こうやって自分を使えばやりたいことができる」という、この原理をあなた自身が使えるようにするには、あなた自身が実際にやりたいことのためにアレクサンダー・テクニークを使ったらどんなことが起こるかを確かめてみるのが一番です。

随時更新します

 レッスンの受講記録をひもときながら、自分の演奏で気をつけるようになったこと、それによって起きた変化を少しでも紹介してゆこうと思います。どうぞお楽しみに!


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