ステージで演奏するために必要な4つの準備、できていますか?

いよいよ夏も終わって、秋冬の演奏会シーズンが本格化していきますね。
ステージに立つ準備、着々と進んでいますか?

いちろーたです。
ボク自身も、11月と12月にライブやコンサートがあり、リハーサルが始まっています。

バイオリン奏者がステージに立つための4つの準備

ステージに立つには、4つの準備が必要です。

1. 奏者自身
2. 作品
3. 演奏する空間
4. 聴衆

です。

ふだん練習している時から、この4つの準備を積み重ねることが大事です。

なぜなら、練習のときにやろうとしていなかったことは、
本番でいきなりやろうと思ってもできないからです。

本番のときに必要になるとわかっていることは、
練習のうちから意識しておきましょう。

4つの準備というのは、いったい何をすることなのでしょうか?
ちょっとだけ考えてみましょう。

1. 奏者自身

1つめの「奏者自身」というのは、
奏者自身が、ステージに立てるように準備すること。

動ける体づくりや、演奏するのが楽しみになるような過ごしかたをしましょう。

爪を切ったり、よく寝たり、体に良いものを食べることも準備のうちです。
楽器の調整や、弓の毛替え、弦を適切な状態に保ったり、
いつのまにかホコリが溜まってしまう楽器ケースの内部を掃除することもしておきたいものです。

2. 作品

2つめの「作品」というのは、
何を演奏するかということ。

どんな楽曲を選ぶか。
それをどんな順序で演奏するか。

なぜ、演奏するか。
どのように演奏するか。

こうしたことが書かれているのが、演奏会のプログラムですよね。

3. 演奏する空間

3つめの「演奏する空間」というのは、
どこで演奏するかということ。

どんな場所で演奏するのか。
室内か、屋外か。
高さ、奥行きはどうか。どんな材質、構造なのか。

壁、床、天井はどんな手触りでしょう?

何人くらいが入れるのでしょうか?
演奏者は、観客は、スタッフは?

その場所は、どんなロケーションにあるのでしょう?
都会のなかのだれでも知っているホール?
風光明媚な山や湖の近く?
通い慣れた場所?はじめて行くところ?

そこへ来る人は、どんな景色を見ながらやってくるでしょうか?

4. 聴衆

4つめの「聴衆」というのは、
あなたと演奏をわかちあう人のこと。

誰に演奏を聞かせたいですか?
その人はどこからどうやって来るでしょうか?
その人は演奏会に来るために、どんな手間ひまをかけたでしょうか?

そうまでして、あなたの演奏を聞きに来るのは、なぜでしょうか?

あなたは、その人と演奏をわかちあうために
何をできるでしょうか?

準備はいつから始めればいいか?

ここまで、いま僕の考える演奏に必要な4つの準備について書いてきました。

もしもあなたが、一度も取り組んだことのないことがあったら

今日からはじめてみてください。

これらの準備は、本番になってから行うのではありません。

その本番の練習をするたびに、
楽器を手に取るたびに、
楽譜を手にとり、広げるたびに

これらの準備を始めることができます。

こうして準備を重ねてゆくと、練習の意味合いがまるで変わってきます。

その結果として、本番の演奏が変わります。

そして、聴衆との関係性も今までとは比べ物にならないほど親密なものになります。

演奏は、本番のステージで音を出す前から始まっています。
舞台袖で楽器を持つ前から始まっています。

さらに、本番当日に演奏をしようと思う前から始まっています。

あなたの演奏は、いまでもあなたの中にあって、
音となって現れるきっかけを待っています。

いつ、演奏を始めますか?


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