いちろーたです。
学生さんたちは夏休みが始まりましたね!
せっかくなので、部活などの合宿のときに
ペアでできるボウイングの脱力特訓法「レフト&ライト」を紹介します。
ペアでできるボウイングの脱力特訓法「レフト&ライト」
ふたりの役目は……
「レフトさん」……バイオリンを持つ人。左腕の役です。
「ライトさん」……弓を持つ人。右腕の役です。
◎特訓……その1
まず、レフトさんはバイオリンを持ちます。
はじめは動かないように立ち、バイオリンが動かないように持っておいてください。
次に、ライトさんは弓を持ちます。
持っている弓の毛で、レフトさんが持っているバイオリンの弦をこすります。
どんな音が出るでしょうか?
◎特訓……その2
レフトさんは、バイオリンをもって動かします。
ライトさんは、弓の毛でバイオリンの弦を追いかけます。
どんな音が聞こえるでしょうか?
二人の体の動きは、さっきとどう違うでしょうか?
◎特訓……その3
まず、レフトさんは、ライトさんの体にバイオリンを置きます。
この後のレフトさんの仕事は、
もしもライトさんが動いたとしても、バイオリンがライトさんの体にさわっているように置きかたを調整し続けます。
次に、ライトさんは、弓を持って、バイオリンの弦に弓の毛をくっつけてこすります。
どんな音が聞こえるでしょうか?
二人の体の動きは、これまでとどう違うでしょうか?
◎特訓……その4
レフトさんは、ライトさんにバイオリンを渡します。
そして、このあとライトさんの動きを観察します。
ライトさんは、自分の体にバイオリンを置いて、弓の毛を弦にくっつけて、こすります。
どんな音が聞こえるでしょうか?
どんな事に気がついたでしょうか?
◎特訓……その5
レフトさんとライトさんの役割を交代します。
そして、(その1)から(その4)までを行ないます。
さて。これでおしまいです。
特訓とは言いましたが、はっきり言うと実験であり、遊びです。
それぞれの役割へのアドバイス
レフトさんは……
「普通だったら、こんな場所に楽器を置かないよね」という大胆で自由な発想を持ってやってみてください。
ライトさんは……
「ふだんは、こんな弓の持ち方や動かし方はありえないけど、まあいいや」と、レフトさんに付き合ってあげましょう。
さてさて。
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