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アゴ。完璧な可動性(弦楽器奏者が知っておいたらハッピーになれる身体の秘密)【奏法リノベーション365】Vol.150

アゴの動きは、「開く/閉じる」ではありません。

あなたの演奏をイキイキと蘇らせる《奏法リノベーション》アドバイザー
バイオリン応援団☆いちろーたです。

たぶん、バイオリンのレッスン中にアゴ関節のことをレッスンしてもらった人はいないはず。
せいぜい「あご当て」をどう使うかに言及されたくらいではないでしょうか?

というわけで……今回は、アゴについて調べます!

まず、

アゴの関節はどこにありますか?
指で触ってみましょう。

次に、

顎関節を動かしたとき、指で動きを追いかけます。

いかがでしょうか?

アゴの関節が動くとき、「ひらく/とじる」とき、
単純な往復運動ではないということに気づきましたか?

上下方向のほかに、
前後左右に動けます。

これがアゴ関節の大事なポイントです。

ところで、疑問に思いませんでしたか?

「なんで、アゴが大事なの?」

「アゴと演奏に何の関係があるの?」

めちゃくちゃ大事です。

アゴと演奏は深く関係しています。

まず、

お気付きの通り、多くの弦楽器を演奏する場合、
アゴの動きが直接的に演奏へ参加するということはありません。

(歯でギターの弦をかき鳴らす時くらいでしょうか?)

というわけで、

弦楽器演奏における顎関節の重要性は、別のところにあります。

アゴが重要なのは、

顎関節の仕組みが、頭や首と密接に関わっているからです。

ためしに、ガムなどを噛んでいる時に、

頭や首のいろんな場所をさわってみてください。

ガムを噛んでいる時に、どんな場所が動いているのがわかったでしょうか?

頭のてっぺんや、耳のまわり、こめかみ、後頭部、
首の前、うなじ、鎖骨の近く……

などなど。

かなりの広範囲にわたって、あごの動きの影響を受けていることが分かります。

演奏中に、アゴを噛み締めて固定してしまうと、
指まわりが悪くなったり、弓のコントロールが効かなくなるのは
これも大きな原因と考えられます。

あなたが演奏しているときに、アゴのことをどう扱っているか。

どうぞ、ご自分のアゴがどう動いているか調べてみてください。

ちなみに、アゴの動きが単純な往復運動でないのには理由があります。

食べることと深い関係があります。

・噛み切る

・すりつぶす

これらの動きは、単純に上下方向に開け閉めするだけでは実現できないからです。

包丁で物を切る時に、
ただ上から刃を下向きに押し付けるだけでは、
うまく切れないですよね。

というわけで、アゴは複雑な動きができます。

この有能なアゴを、
演奏の邪魔ではなく、助けになるような使いかたをするための第一歩は「観察」です。

いま、アゴをどう使っていますか?

わたしたちのカラダもココロも、ほんとうに良く出来ています。

仕組みを知らなくても使えるようにできています。

ですが、仕組みを知っていれば、その知識に基づいて動くこともできます。

わたしたちは、新しく学ぶことができます。

新しく学んだことを使いこなせるような仕組みを生まれつき持っています。

演奏を楽しむだけでなく、
演奏の上達のために、悩みを解決するために新しいことを学ぶというプロセスをも楽しんでいきましょう!

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