弦楽器奏者のための《奏法リノベーション》無料相談会、本日は「ワンボウ・スタッカートのアップとダウン」「演奏するとき力が入りすぎて全身が痛くなる」でした。次回開催は2月1日

《奏法リノベーション》無料相談会は、「奏法と身体の使い方をラクに・楽しく・うまくなるために!」という思いで開催している無料相談会です。

本日、無料相談会でした。2名のご参加をいただきました。

今回は「一弓スタッカートのアップとダウンがどうすればいいか」「バイオリンを演奏すると力が入って全身が痛くなる」というご相談でした。

”演奏のために、どんなことが起こって欲しいのか”

にフォーカスして、そのために使っていなかった《身体の仕組み》を学んだら、それぞれスッキリと納得の行く手がかりが得られました。

何に着目したか?

「全身が痛い」というお悩みでしたが、着目したのは「使い切れていない体の動き」です。

これは、言い換えると「本来動いていいはずなのに、止まっている部分」ということでもあります。

さらに言い換えると、
「動いてほしいものにつながっているもののなかで、動きに参加していないものは何か」ということでもあります。

今回は、開放弦でのボウイングでしたので、弓毛、弓の棹に触れる指、指から肘にかけて、肘から肩にかけて、肩から胴体にかけて……という一連の動きが、どこで止まっているかということに分析の焦点を合わせました。

何を変えたか?

ひとつめは、
《指の形をキープしたい》と思っていたのを
《キープしたいのは、弓毛と弦の触れ合う角度》に変えました。

ふたつめは、眠っていた腕の動きについて。

特に、指の動きと、肘の動きについてです。
《指は、運動に合わせて形を変えられる》
《肘は、手のひらの向きを変えることもできる》
という関節の動きの可能性について、使っていなかったものを使えるようにしました。

みっつめは、
《指先リード》です。

指先が動いたら、腕の全体(前腕・上腕・肩甲骨・鎖骨)が、全部いっぺんに・順番についてくるということを「身体の前に見えるモノに向かって手を伸ばす」という、シンプルな動作を通して習得しました。

この3つを組み合わせて、
「弓の毛が動いて欲しい方向へ、動いていくのにあわせて腕全部がついていく」
と思ってボウイングをしたときに、

やりたくてもできなかった「力を抜いて」「指の形を変えない」が
やろうとせずに、できてしまいました。

ここまで30分かからなかったかもしれません
(^^)vやったね!

ご感想をいただきました

「どうやっても力が抜けなかったのが、余分な力は、適切な動かし方をすれば、自ずと抜けて理想的なフォームになるんですね」

と感想をいただきました。

次回は2月1日です。

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