バイオリン応援団☆いちろーたです。
このシリーズも4回目に突入しました!
このハイペースについてきてもらえているか、
そろそろ心配になってきました。
原点に帰りましょう。
そもそもは、
【バイオリンを演奏するときに、バイオリンの一番近くで働く筋肉はどれでしょうか?】
というクイズでした。
答えは3者択一。
A. ネックを持つ手や指の筋肉
B. 裏板を支える鎖骨周辺の筋肉
C. あごあてにのせているアゴ・頭の動きを変える筋肉
みなさんは、ご自分の初めのお答えを覚えていますか?
■
B. 裏板を支える鎖骨周辺の筋肉
バイオリンを演奏するとき、バイオリンの裏板を鎖骨にのせますね。
ちがう構え方の人も、いるかもしれませんが……
少なくとも、私のまわりの多くのバイオリン奏者は
人前で演奏をする時には、バイオリンの裏板を鎖骨にのせて演奏をしています。
鎖骨につながる5つの筋肉
この鎖骨につながっている筋肉は5つあるといわれています……
・三角筋(さんかくきん)
・僧帽筋(そうぼうきん)
・鎖骨下筋(さこつかきん)
・大胸筋(だいきょうきん)
・胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
この5つです。
でも、ちょっと待って下さいね。
実際に、構えるときのことを思い出してみてください。
そして、想像のなかで、バイオリンを構えてみましょう。
どうやって、それをやっていますか?
私の場合は、
演奏するとき、バイオリンは、奏者の鎖骨に置いてあるだけです。
鎖骨でバイオリンを持ち上げる必要はありません。
奏者の仕事は、バイオリンを鎖骨の上に置き続けるということです。
力がどう働いているかといえば、地球の重力がバイオリンを引っ張っています。
頭上はるか高く彼方から、足元深く地球の中心にむかって、バイオリンを動かそうとするのが重力の働きです。
そういう重力の働きを、演奏に役立つように
バイオリンが鎖骨の上におけるように、力のバランスをとり続けることが、奏者の仕事です。
★グループBのポイント
バイオリンの裏板を鎖骨に置く。
つまり、重力が、バイオリンを鎖骨に押し付けつづける。
★
バイオリンを鎖骨に押し付けるのが重力の仕事だとしたら、
Bグループに属する5つの筋肉は、どんな仕事をしたらいいんでしょうか?
次回は、このことを考えていきましょう!
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