今日から、夏の高校野球が始まっています。
開幕試合がちょうどゲームセットしたところです。
少年野球チームにいた頃、カントクがみんなに口ぐせのように言っていたことがあります。
こちらの写真を使わせていただきました。ありがとうございます! DSC_1985 by alexxis, on Flickr
「見るなら高校野球を見ろ。プロ野球は真似するな」と。
カントクいわく……
プロ野球はたしかに上手なので学ぶところが多い。けれど、堅実なプレーばかりではない。観客を魅了する要素がプレーに紛れているので、そのまま真似をしても、プレーの技術を学ぶにはよろしくないことがある。
……というようなお話だったと記憶しています。
では、わたしたち音楽を演奏する人は、どうでしょうか。
どんな模範があるでしょうか?
わたしたちは、学ぶ相手を選ぶことができます。
それと同時に、どんな人からも、何かを学ぶことができるということも、事実です。
学びたいことに合わせて、指導者を選ぶということをしているのではないでしょうか。
わたしたちが、だれかの演奏に触れて、
「あの人の演奏は素晴らしい!」と感じるときもあるし
「あの人にしては、不出来だったのではないか」と感じるときもあります。
反対に、
誰かが、私たちの演奏に触れて、
「あなたの演奏は素晴らしい!」と言われるときもあるし
「あなたにしては、不出来だったのではないか」と言われるときもあります。
どんな瞬間にも、どんなできごとからも
わたしたちは学ぶことができます。
良き指導者は、学びの環境そのものだといいます。
今日もまた一歩前へ進むぞ!