「自分を楽器にする」「楽器で音楽する」〜いちばんシンプルなアンサンブルが一番面白い!【BBC交響楽団の教育プログラム体験】

2014/04/02

個人ブログのほうに、速報したように、英国の名門オーケストラBBC交響楽団の教育プログラムを体験するワークショップに参加してきました。これです→ 【行ってきた!】BBC交響楽団×ブリティッシュ・カウンシルによる「オーケストラによる教育プログラム体験 1Dayワークショップ」 | バイオリン応援団*いちろーたのブログ iiichiro.com

で、内容がどうだったか、まずは「参加者・生徒」としての目線で紹介してみることにします。

自分を楽器にする!

 まずは、からだを動かすことから始まりました。

 リーダーが自分のからだを動かしてリズムを取っていきます。それを、みんながマネしてゆきます。簡単なものからはじまります。みんなができていく様子に合わせて、徐々に要求が厳しくなっていきます。

 リーダーは、みんなの遊び心をためすかのように、リズムを複雑にしてみたり、音の強弱をつけたりしています。手拍子をそろえる遊びだったり、グループに分かれてリズムあそびをしたり。手拍手をすばやく隣の人から隣の人へ回してみたり。手を叩くだけでこんなに音楽できるなんて知らなかった。忘れてただけかも!おもしろい!

楽器でやってみよう!

 おっと!先へ進む前にチューニングしましょう!

 それぞれの持ってきた楽器で、リーダーの出す音をマネしていきます。音程をよく聴いて。

 はじめは、短い音をひとつ。リーダーに合わせて。

 長さも揃えて、強さもそろえて。リズムが難しくなっても、リーダーのまねをするというのは同じ。

 音の雰囲気もまねして!

使うリズム、音程を増やそう!

 一つの音でも、ずいぶん遊べました。ですが、リズムを遊んだり、音程をつけて遊んだりしていきます。ここからどう発展させてゆくかがリーダーの腕の見せどころですね。すっかり引きつけられてしまいました。

 生徒たちがどれだけのことができるかにあわせて、要求が高度になったり、よりシンプルな楽しみを深く味わえるように、リーダーがタイミングよく呼びかけてくれます。

 実際のプログラムでは、大作曲家たちの楽曲をもちいて、その楽曲のエッセンスを味わえるように進んでいくのでした。

英国BBC交響楽団による教育プログラムを紹介する1 dayワークショップ | ブリティッシュ・カウンシル 日本
BBC交響楽団は、ローカルコミュニティに根付きながら、オーケストラが手掛けるさまざまなレパートリーを幅広い観客層に届けることを目的に、革新的な教育プログラムの提供にも力を入れている。BBC交響楽団の教 ...
BBC交響楽団の教育活動

-ボクの体験談