バイオリン奏者のためのやさしい身体の使い方☆バイオリン応援団

バイオリンは弾けばひくほど元気になります。自然な姿勢で楽しめるし、肩や首もラクになります。真心こもった演奏は聴く人に癒しと励ましを与えます。あなたの喜びと楽しみが大切な人へ届くように応援します。アレクサンダー・テクニークに基づいたレッスン。ブログとメール講座で奏法改善のヒントを無料提供中。東京都府中市の教室。Skypeでの有料相談も受付中。

選曲をするときに、気をつけていること (1)「何のため?」

来月早々に呼ばれて演奏します。「お座敷」とでも言えばいいでしょうか。

母の所属する学習グループに呼ばれました。今シーズン最初の集まりだそうで、記念に5分ほどの演奏を依頼されました。

さて、何を演奏しましょうね?

選曲のために楽譜をひろげてみる

2014年の1月、元日と、もうひとつの機会に演奏をしました。

このときは、共演者がありましたので、選曲はその人たちにアイデアを出してもらって「いいですね、それで行きましょう!」とか「うーん、それよりはこっちのほうがいいのでは?」など打ち合わせをしました。

こうしてお呼びいただいて選曲するときに、どうしても気にすることがあります。

  • どんな集まり?
  • どんな人が来る?
  • 持ち時間
  • リクエスト曲
  • 会場の広さ、参加者数

 すくなくとも、これだけは確認します。

「なんのための集まり?」

 これ、すごく大事です。なんのための集まりかがわかっていないと、選曲は迷子になります。

 新年会なのか忘年会なのか、送別会か歓迎会か、誕生会か開業記念パーティーか……。同じ面々が集まる定例の集まりだとしても、その会合には必ずそのとき最も大切な開催目的があるはずなんです。

 なんのための演奏か。これさえ明らかにできれば納得の行く選曲がかならずできます。自主公演であっても同じです。選曲が定まらない時には「何のために演奏をするの?」ということに立ち返ることをしてみてください。きっと打開できます。

いちろーたの失敗談

 昔のことです。だれでも知っている人権運動の母と呼ばれるかたをお迎えする演奏の機会を頂きました。その人は、黒人差別の撤廃のきっかけを作った人でした。

 私は、その人が人権運動の渦中にあって歌ってきた歌を演奏してお迎えしたかったんです。でも「その歌は別のグループが歌うから……」とわかり、仕方なく違う曲を選んでしまいました。実際に演奏をどうお感じになられたかは、お話する機会がなかったのでわかりません。しかし、拍手をいただかなかった、笑顔にはなっていなかったということを私は見て、「ああ、他の選択をすべきだったのだ」と後悔したのでした。

会合名をきこう!

 ですから、演奏依頼のお話を受けた時に、まずお聞きするのは「なんという集まりですか?」ということです。会合の名前をたずねるとよいですね。これを聞けばだいたいのことがわかります。

 入学式、卒業式、謝恩会、誕生会、○○記念パーティー、慰労会……誰のためのどんな集まりなのかを教えてもらいましょう。

 聞いたことのないような名前の集まりだったら「どんな集まりなんですか?」「何をするグループですか?」「どんな人が集まりますか?」「年齢構成は?男女比は?」など、問いかけをします。こうして、主催者のお考えや実際に集まり人の様子を引き出すようにしています。

 こうして聞き出したことをもとに、来た人が演奏を聞く状況を思い浮かべます。そして、聞いている姿、聞き終えてどんな反応をするか、集まりの後どんな顔で帰ってゆくのか……こうしたことを思い浮かべながら、どんな曲がふさわしいのか、どんなプログラムにすればいいかを考えるようにしています。


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