バイオリン奏者のためのやさしい身体の使い方☆バイオリン応援団

バイオリンは弾けばひくほど元気になります。自然な姿勢で楽しめるし、肩や首もラクになります。真心こもった演奏は聴く人に癒しと励ましを与えます。あなたの喜びと楽しみが大切な人へ届くように応援します。アレクサンダー・テクニークに基づいたレッスン。ブログとメール講座で奏法改善のヒントを無料提供中。東京都府中市の教室。Skypeでの有料相談も受付中。

脱力できなくて困ってるなら、まずは力をいれてみよう!

2016/05/22

 「脱力して!」「腕の重さをのせて!」「腰を入れて!」「全身で演奏して!」と言われて、困ったことってありませんか?私は困っていたくせに、自分でも人に教えるときにその言葉を使ってしまってました。

最近気づいた脱力の意外な真実

 でも、最近「脱力」については、ちょっとすごいことを発見したんです。それは、力を抜くには、まず力をいれる必要があるということなんです。

 ちょっと考えてみるとわかるんですが、本当に当たり前なんですよね。始めから力が抜けてるなら、それ以上の力を抜くのは無理です。だから、せっかく力が抜けてるのに余計な力が働いて、カラダを固めることになります。《無理》や《矛盾》というものに対して、私たちのカラダは本当に敏感です。自分を守る本能として備わっているんでしょうね。

もうひとつ気をつけたい、脱力にまつわる筋肉のこと

 握りこぶしを作ってみましょう。左右どちらの手でも構いません。これが力をいれることですね。

 今度は、握ったこぶしを、開いてみましょう。これは、《握る力》を抜いて、《開く力》を使ったからできることなんです。

 ……ちょっと実験してみましょうか。手のひらを顔のほうに向けておいてから、ゆっくり力をいれて握ってみましょう。力が入っていくと、手の形が変わっていきますね。もしかしたら、肩や首のあたりの姿勢も変わったかもしれませんね。握った形ができあがったら、握る力を使ったまま、開く力も使ってみましょう。握りながら、しかも、ひらこうとしてみてください。どんな感じがしますか?

 握った手の形を保つためには、握るのをやめるだけでもいいし、握りつつ開くという反対向きの緊張でバランスさせることもできるんです。

 握るチカラを抜いたときに、ほんのちょっと開こうとするのを感じた人もいるかも知れません。原因はいくつか考えられます。握るチカラをやめたことで、それまで引っ張られていた手の甲の皮膚が元に戻ろうとしたかもしれないですね。ほかにも開く力を感じた原因を推測してみると……握るのをやめることと開こうとする動きをすることが習慣的に結びついている場合もあるかもしれません。

 ここで面白いのは、握るための動きと、握ったままの形をつくるための力の使い方は、ちょっとだけど違うということです。握ったままのかたちをつくることは、様々な力や動きを組み合わせて《バランスをととのえる》ためにやっているんですね。もうひとつの握るための動きというのは、何も力を使わずに動かずにいたバランスの取れていた状態から、様々な力や動きを組み合わせて《狙った方向へバランスを崩す》ためにやっていたことだったんですね。

脱力しよう=バランスをとろう(釣り合いをとろう)

 力が入っているのを脱力することは簡単です。なんの無理もありません。でも、気をつけたいことがあります。力を緩めることと、姿勢を元に戻すことは、別のことなんです。

 楽器を持つときにも、手や腕だけでなく、首や背中や足でも同じことを応用してみてくださいね。


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