バイオリン奏者のためのやさしい身体の使い方☆バイオリン応援団

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バイオリン:ソロの弱音で単音で同じ音程でのロングトーン。緊張して、手が震える

2015/03/15

 ある音楽会のリハーサル。その帰りみちでコンミスさんから相談を受けました。



 「曲の始まりでソロがあって、しかも静かに始まってひとつの音を長くのばすんです。ただでさえ緊張して手が震えるし、静かに長く伸ばすなんて音がふるえてしまいやすいし、どうしたらいいんでしょうね?」

まず、なにから始めたらいい?

そんな時にどうしたらいいか。いくつかのアプローチが思いつくのでかいてみます。

観察するためにできること

ひとつには、ただ自分が何をしているか、自分に何が起きているかをみてみる。実況アナウンスしてみるのもよいかもしれない。

他には…

不安になるかわりのことを考える

単音を外してはいけない…と思う代わりのことを考えてみるのも面白いです。

例えば「許容できる音程の範囲はどれくらい、どこからどこまでだろう?」あるいは「どんなビブラートで歌わせようか」などを考えてみるのもいいかもしれない。

手が震えるのをやめたいなら?

手が震えることについてはどう考えて見ることができるだろうか?

緊張は、向きあってしまえば追い風になる

 緊張が手に負えないほどひどいときは、自分の置かれた状況を冷静に見なおしてみよう。なにか忘れていることがないか、無視してしまっていることはないか、みつけましょう。

弱音でのバイオリン・ソロ。その音は誰に届けようとしているのかを、自分に問いかけてみよう。

誰が聞いているか?
どこにいて音を出しているのか?
自分には何が見えているか?

何が聞こえてくるか?
それはどんな音か?

その時に

自分は何をしているか、
どんなふうにそれをやっているか?

こうしたことを、ただ、観察していきます。

観察のコツとは?

コツは…コツと言えるかわかりませんが…見たものに評価を与えなくていいということです。

ただ、見るだけ。
ただ、聞くだけ。

ただ、五感を通してくる刺激を受け取るだけ、受け取ることをしてみる。

これが、観察のコツ。

もういくつか、緊張への処方箋はあるけれど、これだけでもやってみて自分を新しい考えごとを与えて、そのことにエネルギーを使ってみる。

アドレナリンが、危機への対処のために、血流を増やしてくれてます。さまざまな刺激に対して、俊敏な反応ができるように、心臓バクバク、息もハアハアしてきます。

これを、パフォーマンスのために使いまくっちゃいましょう。無理に抑え込もうとすると、かえって暴走します。

やりたいことを、ちょっと大げさにやってみても大丈夫です。何年もかけて鍛えてきた、磨き上げてきたテクニックと感受性はちょっとやそっとの軌道修正を、自動的にやってくれます。

以上、「ソロ・バイオリンの弱音・単音・高音でのロングトーンで、緊張して手が震えるのをなんとかしたい」ということに対して…簡単で、おおざっぱだけど、いまの僕が思いつくアイデアを書いてみました。

Posted from するぷろ for iPhone.


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