【読書メモ】『奏法と基礎知識が分かる 基本の基本シリーズ バイオリン』〜その1・すぐにできなくて当たり前(好奇心を爆発させるには?)
2015/03/03
今日は、朝からこれを読んでいました。いくつか「その通りだ!」と思ったことがあったので紹介しておきます(前にもどこかで紹介しちゃったかもしれませんが、大事なことなので何度でも紹介しますよ!)
バイオリンをひくうえで大切なこと
- すぐにできなくて当たり前
- 楽器は上からおりてくる
- バイオリンを弾くのはあくまで「弓」
- 一連の動作は手順を決めて
すぐにできなくて当たり前
僕が10年くらい前に(21世紀のはじめころ!)カナメ先生のところへバイオリンのレッスンをやり直してもらいに行ったときにいった言葉は「何を練習したらいいかわからないんです」でした。そして、バイオリンの練習方法を教えてもらいました。
その時に教えてもらったことは、左手の指の動かし方、音階練習、移弦をなめらかにやるための練習方法などです。カナメ先生の言うとおりにやってみたら、どうなったと思いますか?ぜんぜんうまくいかなかったんです!僕は思わず、笑って言いました……「先生、ぜんぜんうまくいきませんね!自分がこんなに下手だとは思ってませんでした」これには先生も笑っていました。
いちろーたはこう思った
はじめてなんだから、できないことを面白がってもいいんじゃない?
新しいことに取り組むときに、いちばん大変なのは、一番はじめのときです。新しいコトだらけです。じつは「わからない」という体験こそが、この世界で一番素敵な体験だと私は思っています。
「この楽器からどんな音が出てくるんだろう?」
「このひとは、どんな音楽を聞かせてくれるんだろう?」
「こんなケーキはどうやったら作れるんだろう?」
「どうしてこんなに面白いと思えるんだろう?」
こんなふうに思ってばかりいるので、ついついレッスンも謎かけみたくなってしまいます。
あなたの楽しみが深まりますように。