ヴァイオリニストが知らずに損している3指と4指の秘密〜《小指&薬指》と肘の意外な関係(小指主導という本当の意味を間違えていませんか?)

いちろーたです!

大発見です。知ってたらゴメンナサイね。

僕の苦手なハイポジションのことが解決できそうです。
良いヒントを得られたのでご紹介します。

3指と4指の動きが鈍くなっちゃうんで困ってました。
それが、肘の使い方をちょっと変えただけで、変わり始めたんです。

バイオリンの指番号は……
1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指……です。

2つの実験にお付き合い下さい!

1つ目の実験!

 バイオリンを構えるフリをしてください。
 そのとき、左手を口元に近づけてきて、手のひらが自分に見えるように向けてくださいね。

 はい準備オッケー。では、次のように言い聞かせて手を動かしてください。

「小指こっち!(自分の顔に近い方へ)」

 何回かやってみてもいいです。では、2つ目の実験に移ります。

2つ目の実験!!

 構えはさっきと同じで、次のように言い聞かせてみてください。

「親指あっち!(自分の顔から遠い方へ!)」

どんな違いを感じましたか?

 どちらのほうが、手首が回りやすかったでしょうか?

 そして、指先の自由さはどちらのほうが、ラクに動かせる感じがしますか?

 僕の場合は、「親指あっち!」のほうがラクに、手のひらをくるくる回せました。

なぜこんな違いが起きるのか

 この違いの秘密は、肘の構造にあります。

『新・動きの解剖学』144ページ
※画像をクリックすると拡大表示します

 骨のつながり方に注目です。

 折りたたみが得意なつながりがあって、その横には回るのが得意そうなつながりがあるのが見えますか?

【小指主導とは】小指は軸、親指は自由

 バイオリンを構えているときには、「小指こっち!」だと手のひらの回転が生まれにくいです。「親指あっち!」だと、小指を中心に回るような動きが生まれやすいです。

 しかも「親指あっち!」「親指こっち!」だと、手首や肘まで楽になります。肩も楽になりますね。

おすすめエクササイズ

一度楽器を安全なところに置きましょう。
楽器を構えるふりをして……

「親指あっち!」
これを10セット!

今度は「親指こっち!」
はいっ!10セット!

オッケー!
楽器を持ってハイポジション練習しましょう。

 バイオリンのハイポジションは、親指を楽器に固定しがちになるために、親指の自由さを忘れてしまうことが起きやすいです。ハイポジションに限らず、3指と4指のトリルが苦手な方にもオススメしたいエクササイズです。試してみてくださいね。

解説動画作りました


(2014年6月24日追記)

参考文献

他の楽器にも使えます!!!

「親指あっち・こっち」は、手首や指を使う時に役立ちます。

 ということは、チェロでも、二胡でも、ヴィオラでも使えそうですね!

さらに、ホルンのベルに手をいれるとか、オーボエの右手小指でキイを動かす、トロンボーンのスライドを動かす、まだまだありそうです。なんかしんどそうな人を見たら、教えてあげてくださいね。


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