音を出すということに
練習なんてものはないんです。音を出すということは、
常に本番なんです。
私がいつも心がけていることのひとつです。
練習とは?
このことから、あらためて練習とはなにかを考えてみると、「音を出す」と決めるまでが練習なのではないかと思えてきます。
《構え》と《型》
《構える》というのも、動かしようのない型にはまることではありません。音を出すために必要な動きに入っていくことが、本来の《構える》だと思っています。そのうえで、《型》とは《必要な動きに入る》ときの入門用の手がかりだと思ってみると、初心者に対してどう指導したらよいかが見えてくることでしょう。